Back to the 70's
WAZAO-IPPONは1960〜70年代のデッドストック和竿を再構築し、販売開始する。熟練のロッドビルダーの手入れにより数十年の時を経て息を吹き返した竹竿は、控えめにいってかなりDopeだ。昭和の風に吹かれた竹をその手に握り、令和の逆風に反骨精神を持って立ち向かっていってほしい。
そんなことから、初回リリースとなる今回のテーマは「レジスタンス」に決めた。なにかと閉塞感のあるこの時代に、誰よりも自由でありたいと願うあなた、そして僕たちに送る。なお、featureするのはのべ竿だ。 ※和竿の世界では継ぎの無い一本ものの竿をのべ竿と呼ぶが、昨今の商慣習に照らして便宜上のべ竿と呼称する。
のべ竿の釣りは、魚の引きを最もダイレクトに感じることができる釣りの一つである。マトリョーシカのようにしまい込まれた複数本に分かれるパーツを繋ぎ合わせ一本の竿にすれば、あなたの五感は糸と竹のみを通して外界(True Nature)と接続される。使いようによっては様々なシーンに対応できるポテンシャルを感じさせ、竹竿の性質を学ぶにあたっても最適なプロダクトなのではないか。魚と水の流れのレジスタンス、そしてあなたのレジスタンス。それらが重なり合い、時には反発し、やがてグルーヴとなって世の中を変えるのかもしれない。
IPPON DEADSTOCK 70's
WAZAO-IPPON 2024 SUMMER COLLECTION第一弾「レジスタンス」では、竹肌に真紅をまとった清流竿をセレクション。期間限定で販売。竹竿を知り、身近な自然環境を釣りのフィールドに変えるための一本。
河川下流〜中流域、池、湖を中心に、堤防でのさぐり釣りまで、幅広いフィールドで小物と遊ぶための"のべ竿スタイル"の和竿。オイカワやカワムツ、鮒などの小さな魚のアタリを繊細に手元に伝えるだけでなく、胴全体で魚の生命力を感じ、自然との対話を楽しむことができます。
主な対象フィールド:里川、用水路、池、湖、堤防
主な対象魚:オイカワ、カワムツ、鮒、鮎、カサゴ、メバルなど
*「ノベ竿」とは、本来は継部分のない1本ものの竿を指す言葉ですが、リールを使わず、竿先に糸を接続して使うタイプの竿を便宜上総称してこのように呼称しております。
*商品は天然素材を利用しているため、保存の環境や使用方法によっては形質の変化の可能性がございますが、エイジングも含め楽しんでいただきたい商品となっております。メンテナンスや保証範囲の制限がございますので、あらかじめご了承ください。
*「WAZAO-IPPON」公式オンラインストアにて、8月31日まで同コレクション商品を期間限定で販売。この世でたった一本、二度と出回ることの無い商品となります。