





TABI ― 旅|パスポートサイズの和竿
WAZAO-IPPONなんなら、釣りしなくてもいい
パスポートと同じ大きさで、振れる和竿があります。仕舞い寸法はおよそ15センチ。トラベルオーガナイザーのペン差しに、ボールペンと並んで滑り込みます。継ぎ目は10。継いで伸ばすと、約152センチ(5フィート)。
「ここまで小さくできますか」――職人さんに、かなり無理をしてもらいました。
性能は、抜群です
旅持ち用に短く畳む、というだけの竿ではありません。穂先から手元のグリップまで、全長がバンブーで一本の素材として通っています。グリップは、その竹を「包んでいる」だけ。手元のアクションが、継ぎ目のグラつきで濁ることなく、まっすぐ穂先まで伝わります。
普通の渓流で、ルアーが投げられます。尺サイズの取り込みも余裕です。
10本継 × 印籠継ぎ
10本もの継ぎ数がありながら、キャスト中の緩みは極限まで抑えられています。これは印籠継ぎという継ぎ方式によるもの。継数が増えるほど緩みのリスクは上がるはずが、印籠継ぎはその逆をいきます。継ぎ目で全体強度を高めながら、緩みも同時に減らす。
銘木と、本漆の重ね塗り
グリップは、銘木に本漆を下塗りなしで何度も塗り重ねたもの。下塗りをしないことで、漆が木目に染み込みます。何度も塗り重ねるたびに、木の表情そのものが深い色を持つようになります。
注文時には、銘木をお選びいただけます。一本ずつ、表情の異なる竿が生まれます。
ルアーで魚を取り込む喜び以上に、グリップを自分の手で触って、銘木の漆の深さを目で楽しんでほしい。
ぜひ、自然光と、木漏れ日の影と光が当たっている中で、このグリップを見てください。
洋白の金属部品
リールシートまわりの金属部品は、このロッドのために1から図面を引いて削り出しました。素材は洋白(ようはく)。海水にこそ弱いですが、白銀のような奥深い色合いと、手に馴染む質感を最優先で選んでいます。
この竿は、川を選びます
正直にお伝えしておきます。この竿は、川を選びます。これを持って「釣りしに行くぞ」という積極的なメイン竿ではありません。
同じような渓流を目の前にしたとき、こういう魚がルアーに飛びついてくるところまでイメージできる方と、この一本を共有したいと思っています。
なんなら、釣りしなくてもいい
専用の革袋に入れて、スーツケースに忍ばせる。旅先のホテルで取り出して、灯りの下で銘木を眺める。窓の外に渓流が見えれば、組み立てて手に持ってみる。振らなくてもいい。継がなくてもいい。そういう持ち方が、この竿には許されています。
仕様
| 仕舞寸法 | 約15cm |
|---|---|
| 全長 | 約152cm(5ft) |
| 継数 | 10本継 |
| 継ぎ方式 | 印籠継ぎ |
| 竹素材(竿身) | 矢竹 |
| 穂持ち | 高野竹 |
| 穂先 | 真竹4枚合わせ削り |
| グリップ | 銘木(注文時選択可)+ 本漆重ね塗り / コルク / グリップ内竹芯通し |
| 金属部品 | 洋白(本ロッド専用設計) |
| リール仕様 | スピニング |
| 推奨フィールド | 小渓流。尺級まで対応 |
| 製造 | 完全受注。職人による一点製作 |
製造とお届けについて
- こちらは完全受注の商品です。ご注文後、職人と銘木をご相談のうえ製作に入ります。
- お届けまでの目安:受注確定後 3〜6ヶ月程度。職人のスケジュールおよび銘木の手配状況により前後します。
- 3年間 無料・無制限のメンテナンスをお付けしています。
- ご質問・銘木のご相談はお問い合わせフォームよりご連絡ください。


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